
これじゃ私の負担が大きすぎてパンクしそう!
ましてや二人目なんて絶対無理!
どうしたらいいのーー。
そう言った悩みをもつ奥さん、たくさんいますよね。
夫が家事、育児をするようになる方法を、男目線で紹介します。

✅本記事の内容
家事、育児の苦手な旦那さんを、バリバリの主夫にする方法を紹介します。
この記事を読むと、旦那さんが家事・育児に積極参加する方法がわかり、週末は奥さんがフリーの時間を持てるようになります。
この記事でわかること
- 旦那が家事、育児をしない理由
- 旦那に家事、育児をさせる方法
- 旦那を上手に成長させる方法
✅本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、2才、1才の娘を持つパパで、奥さんと共働きです。
始めは僕も全く家事・育児ができず奥さんへ負担をかけてしまいましたが、今ではブログ作成の前に家事、土日は子ども二人を連れて外出し、奥さんに半日(一日じゃなくてすいません)フリーな時間をあげられるようになりました。
もくじ
【結論】子育てしない旦那を変身させる3ステップ

結論を先に言うと、家事・育児をしない旦那さんを変えるには、以下の3つを実践するだけで少しずつ変わっていきます。
1.お互いの一日の忙しいレベルを数値化する(絶対奥さんが勝ちます)
2.家事・育児の内容を点数化し、決まった内容をしてもらう
3.できたらほめる(男は単純です)
上記3つを実践すると、旦那さんは少しずつ変わるはずです。
なぜかというと、男性は①論理的で無駄のない、理屈っぽい説明が好きで、②プライドが高い傾向があるため、それを逆手にとってやれば簡単だからです。
(男性脳、女性脳は存在しない、という話もありますが、ここでは置いておきます)
例えば、1番目と2番目のような、「こういう理由だから、あなたには家事・育児をしてほしい」、という理屈の通った説明をすると、すっと納得します。
次に、3番目のように、大げさにほめてあげることで旦那さんのプライドを保たれ、自発的に次の家事・育児に取り組んでくれるようになります。
ですので、繰り返しになりますが、旦那を育児・家事に積極参加させるには、上の3つを実践すれば大丈夫です。
妻は夫の7倍も家事・育児をしている
最近は共働きがとても多いですが、奥さんが家事、育児を受け持つことが圧倒的に多いです。
下のグラフは、内閣府が発表している、6歳未満の子ども持つ家庭での、妻と夫の一日の家事・育児の時間を表したものです。

出典:内閣府
これをみると、妻は夫の約7倍もの時間を家事・育児にあてていることになります。
アメリカ人の男性よりも1/3程度しか行っていません。
夫婦共働きの時代にこれではあまりに不公平ですが、まだまだ現状はこうなっています。
旦那が家事・育児をしない理由3コ

現代の男性は、奥さんの方が家事・育児に費やす時間が多いことを認識しています。
その上でなお、家事・育児をしない理由は以下が考えられます。
- 仕事で疲れている(長時間勤務である) ⇒ 解決策あり
- 何をしていいかわからない ⇒ 解決策あり
- 奥さんに甘えている ⇒ 顔面パンチ
以下で解決策を示していきます。
仕事で疲れてるから家事・育児をしない
これは正当化する理由としては王道です。
休みの日くらいゆっくりしたい、家にいるときは何もしたくない、それを実現するためにパートナーは家事育児を一生懸命やっています。
次の章で解説しますが、妻と夫の一日の仕事量を数字で表すことで、奥さんがどれだけ大変かがわかるようになり、仕事で疲れているを理由にできなくなります。
何をしていいかわからない
これは、明らかに旦那さんに家事・育児の経験が足りません。
なぜかというと、慣れていない仕事や作業では、余裕がなく、次に想定されることや気を利かせる、という行動が難しいからです。
仕事でも、ある程度慣れてくるといいアイデアが浮かんだり、効率的に作業できるようになりますよね、そんな感じです。
ですので、この場合はとにかく旦那さんに家事・育児を経験させて、成長させてあげましょう。
始めのうちは、言われたことしかやらない、時間がかかる、などがありますが、経験値を積むとどんどんレベルアップしていきます(僕がそうでした)。
奥さんに甘えている
自分でやるのが面倒だから、ついつい先にやってくれるパートナーに任せてしまう、というパターンです。
これについても、お互いの仕事量を数字で表すことで、奥さんの方の負担がとても大きいということを理解してもらいましょう。
家事・育児をしない旦那を変身させる方法

冒頭の結論で話したように、3ステップで家事・育児のできる旦那さんを作り上げていきます。
お互いの一日の忙しいレベルを数値化する(絶対奥さんが勝ちます)
最初のステップは、自分とパートナーそれぞれの、一日の仕事の忙しさのレベルをグラフにしてみます。
今回の夫婦を次のように設定します。
家族構成 3人家族
・妻
⇒育休中で、赤ちゃん(0才6か月)を育てている
・夫
⇒一日の勤務時間9時間(1時間残業を想定)
一日の仕事量のグラフを作成します。
横軸に時間(0時から24時)、縦軸に仕事の強度を割り当てます。
仕事の強度は、何もしないときを0、とても忙しいときを5とします。
例えば、奥さんの場合、夕食時(19時)やお風呂(20時)に入れるのは忙しいため、強度5。
赤ちゃんと遊んでいるときは強度2。
旦那さんは、仕事で最も忙しい波が3回くる(10時、15時、〇時)と考え、その時の強度は5。
他は3でそろえ、昼休みなどは0としました。

色の塗られた面積が多い方が仕事をたくさんしていることになり、
妻:55
夫:34
となり、圧倒的に奥さんの方が仕事をこなしていることがわかりました。
(グラフの作り方がわからなければツイッターやってますので連絡ください)
まずはこれを旦那さんに見せてあげましょう。
奥さんの日々の頑張りを理解して、自分もできることをしなければという気持ちになると思います。
家事・育児の内容を点数化し、決まった内容をしてもらう
次は、奥さんと旦那さんの点数の差の分だけ、家事・育児をしてもらいます。
そのため、家事・育児の内容に点数をつけていきます。
例として、僕は以下のように点数付けをしました。

皿洗いは簡単なので3点。ごはんを作ったり寝かしつけは大変なので5点、などです。
これで点数の差の分だけ家事・育児をしてもらうか、もしくはお互い話し合いの上で仕事を分担していきます。
できたらほめて、感謝を表すと伸びる(男は単純です)
夫婦で決めたことに対して、成功した場合はたくさんほめると良いです。
なぜなら、子育てでもそうですが、できたことをほめると自信がついたり、楽しくなり、自分からもっと行うようになるからです。
僕も、できなかったミスを責められながら家事や育児をこなすより、できたことをほめてもらった方が、次はこうしようとか、もっとやってみよう、と思えるようになります(みんなそうですよね)。
ですので、旦那さんを成長させると思ってたくさんほめてあげましょう。
簡単な見える化で現状を伝える

上記のような方法で旦那さんに伝えると説得力は増しますが、実際少し面倒と感じる方は、上のような見える化グラフを用意して、ふせんで家事、育児を貼っていく、という手もあります。
右に奥さん、左に旦那さん、上に定期的、下に不定期、と書き込み、家事、育児の内容をふせんに書いて貼り付けていきます。
例えば、夕食作りが定期的な家事で、奥さんがいつも行っていれば、右上にふせんを貼ります。
掃除機かけが週二回程度、旦那と奥さんで半々くらいであれば中央付近に貼る、などです。
こうして家事、育児をふせんではりつけていき、ふせんの偏りが多い方が家事、育児を多くしている、ということになります。
我が家の家事・育児を見える化
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実際に我が家の家事・育児を見える化すると、上のようになりました。
我が家は共働きの核家族ですので、家事、育児はできるだけ半分ずつ受け持てるように工夫しています。
ただ、こうしてみると、やはり奥さんの方がこなしている家事、育児の量は多いようです。
僕ももう少し頑張らないといけません、反省です。
身をもって体験してもらおう

以上のような見える化を実践しても中々手伝ってくれない場合は、旦那さんが家事、育児をしなくてはならない既成事実を作り、実際にやってもらう、という方法があります。
例えば、子どものおむつを替えるとき、「私は他の作業で手が空かないからやっておいて」とお願いする等です。
これを実践することの効果は次のようなものがあります。
実際にやることで上達する
男性は家事・育児に慣れていないため、やりたくない、できない、と考えて取り組まない場合が多いです。
なぜなら、誰もが、初めてやることは自信がありませんし、怖いからです。
ですが、やらなければ上達も自信もありません。
強制的に家事・育児に参加させることで、旦那さんのモチベーションとは関係なく上達が見込めます。
上達することで自信が生まれる

上達して自信が生まれることで、自らやってくれるようになります。
さきほどもお話ししましたが、やったことのないことはやりたくないものですが、いざやってみて、成功すれば、それは自信につながります。
それを何度も反復させることによって、やることに対して不安を感じることはなくなります。
それでも、得意や苦手がありますので、苦手そうであれば他の家事や育児を任せるのが得策です。
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褒めることで面倒という気持ちもなくさせる
家事・育児にたいする苦手意識をなくしたら、面倒だなという気持ちもなくさせてあげましょう。
それには、さきほどもお話しした通り、家事・育児をしたら褒めて伸ばしてあげましょう。
家事をすれば奥さんが褒めてくれる、喜んでくれるとわかれば、旦那さんはある程度率先して取り組んでくれるはずです。
旦那さんに協力してもらって生活を楽しもう

ここまでの内容をまとめます。
・日本では奥さんが7倍も家事・育児をしている
・夫が家事・育児をしない理由は全て解決策がある
・夫婦の一日の忙しさを数字で表す
・足りない分だけ家事・育児をやってもらう
・できたらたくさんほめて伸ばす
核家族で、共働きが多い日本において、旦那さんだけが家事・育児の量が少ないのは、本当にフェアではないと思います。
今は家事・育児をしない旦那さんに腹を立てても、まずは冷静になって、自分が成長させていくつもりで取り組んでみましょう。
きっと相手は変わってくれるはずです。
以上、お役に立てば幸いです。