
病院へ行けば正確な日程を教えてくれるみたいだけど、その前に大まかに知っておきたくて。
こんな悩みにお答えします。
この記事を読むと
- 出産予定日の、自分でできる簡単な計算方法がわかります。
- 出産予定日はあくまでも予定である、ということがよく理解できます。
この記事を書いている人
僕は現在二人の子どもを育てるパパです。妊娠検査薬で妻の妊娠がわかったとき、とても嬉しくてすぐに出産予定日を計算しました。
全然難しくない計算なので、皆さんももちろんできるはずです。
(わからない方は連絡いただければ計算して予定日をお教えします。)
出産予定日の計算方法

結論から言うと、以下の計算方法で簡易的に予定日を計算できます。
こちらはネーゲレの概算法という、最終月経日から出産予定日を割り出す方法です。
自分で計算する場合
計算方法を以下に示します。
①予定の月 | 最終月経の月に+9(12を超える場合には-3)→出産予定の月 |
②予定の日 | 最終月経の初日+7 |
③出産予定日 | ①月②日 |
具体例を示します。
例1:最後の月経の初日が3月9日の場合
①予定の月 | 3月 + 9 = 12月 |
②予定の日 | 9日 + 7 = 16日 |
③出産予定日 | 12月16日 |
例2:最後の月経の初日が10月25日の場合
①予定の月 |
10月 + 9 では12を超えてしまうので 10月 - 3 = 7月 |
②予定の日 |
25日 + 7 = 32日 →繰り上げて1ヶ月と2日 |
③出産予定日 | 7 + 1月 2日=8月2日 |
注意ポイント
ただしこちらは精度の高いものではないため、あくまでも大まかな予定日としてとらえておくことが必要です。
後述しますが、病院ではそもそも計算方式が異なるためです。
病院での予定日の算出方法

妊娠がわかり病院にかかると、大体妊娠三ヶ月(8~11週)くらいで出産予定日が確定します。
病院で言われる予定日と、上の計算式の予定日は、異なる場合が多いです。
それは、病院では他の方法で予定日を算出しているからです。
超音波検査で正しい予定日が決まる
病院では、赤ちゃんの頭からお尻までの長さを測定することで、予定日を算出しています。
大体妊娠3ヶ月(8週~11週)辺りに超音波検査を行い、長さを測定することで予定日を決定することが多いようです。
妊娠3ヶ月ではどの赤ちゃんも成長スピードが同じ(9週で2cm程度)であるため、このように予定日を決定できます。
このような理由で簡易的な計算方法とは必ずしも一致しないため、正確な予定日は病院で検査してもらってから判明することとなります。
予定日に産まれないことの方が多い?!
出産予定日はあくまで目安であり、実際に予定日ぴったりに産まれることは多くありません。
以下のグラフは、済生会新潟第二病院産婦人科のサイトより引用させていただいたデータです。

参照元:済生会新潟第二病院 産婦人科 へその緒通信
上のグラフは一人目の出産、下は二人目以降の出産について、何週目何日で出産したかを示しています。
出産予定日の妊娠40週0日が赤丸で示してありますが、その日に出産しているのは全体の5%未満である、という結果になっています。
37週~41週は正規産と呼ばれており、この35日の間のどこかで8割以上の出産が行われるようです。
ちなみに僕の妻は2回出産を経験しましたが、2回とも39週0日で産みました。 このように出産予定日からずれるのはむしろ当たり前であり、予定日と違うからと言って焦る必要は全くありません。
最後に
ここまでの内容をまとめます。
まとめ
- 自分で行う出産予定日の計算方法
月+9(12を超える場合は-3)→出産予定の月
日+7 →出産予定の日
- 病院での出産予定日算出法の違い
- 出産予定日に産まれる確率は低い
妊娠がわかってから出産までは、色々と諸手続きがあったり、体調面が優れなかったりと大変かと思います。
体調優先で、元気な時に作業をしたり、パートナーや親などに相談できるとよいかもしれません。
また、病院で赤ちゃんの心拍が確認されると、妊娠届出書がもらえ、母子手帳をもらうことができます。
以下に詳細を解説しましたので参考にしてみてください。 続きを見る
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今回はここまでです。お役に立てれば幸いです。