子育て

3歳でひらがなが書けない?【それより自然の中で遊ばせよう】

2020-07-25

お悩みブタ
3歳の子がいるんだけど、まだひらがなを書けなくって。周りは書ける子も増えてるみたいだけど、ひらがなの勉強をさせるべきかしら?

 

子どもが3歳くらいになって、少しずつひらがなを教えてるけど、なかなか覚えてくれない、ということありますよね。

 

親としてはひらがなを覚えさせたいけど、子どもは乗り気じゃない、という関係だと、貴重な3歳の時期にもったいない時間を過ごしてしまいます。親子関係もぎくしゃくするかもしれません。

 

結論から言えば、3歳でひらがなを強制的に書けるようにさせる必要は全くありませんし、それよりもっと大事なことがあります。

✅本記事の内容

  • 3歳でひらがなを覚えさせる必要なし
  • 3歳はひらがなより心を育ててあげよう
  • 心を育てるには自然の中で遊ぶのが一番

 

✅この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、もうすぐ3歳になる長女、1歳の次女がいます。

二人の育児に取り組む際、育児本を10冊程度読んでおり、教育大学の教授と知り合いで、定期的にワークショップなどに参加させていただいております。

 

この記事を読んで、自分の子に経験させるべき内容について知ってもらえると嬉しいです。

 

3歳でひらがなが書けないのってまずいの?【問題なし】

自分の子が3歳でひらがなの読み書きができたら、自慢ですよね。天才なんじゃないかって、将来の希望に満ち溢れているように感じるはずです。

 

でも逆に、3歳でひらがなが書けないからといって、全く問題はありません。むしろ3歳で文字をかけるのはほんのわずかですので、焦らずに成長させていくことが大切です。

 

ひらがなを書ける3歳児は全体の1割

以下の研究結果によると、3歳でひらがなが書ける子どもは、全体の約1割程度です。しかも、この研究データは東京の都心の子どもたちを対象に調査されたものですので、全国平均では1割にも満たないはずです。

 

発達心理学概論

 

平均と比べる必要もありませんが、3歳時点ではひらがなをかける子はほとんどいない、というのが現状です。

 

ひらがなが書けるメリットとは

3歳でひらがなが書けるようになると、メリットもあります。以下のようなものです。

 

ひらがなが書けるメリット

  • 手紙が書ける
  • 周りの大人に褒められて、子どものやる気が向上する
  • 自分に自信がつく

手紙が書ける

手紙がかけるようになれば、おじいちゃん、おばあちゃんに手紙を書くのが定番です。孫から手紙をもらえば祖父母はとても喜びますし、文通を通してさらに文字を覚えていきます。

 

子どものやる気が向上する

上述したとおり、3歳でひらがなをかける子はまれですので、逆に書けると多くの大人(友達の親や先生、親戚)に褒められます。

ほめられると嬉しくなり、やる気がわいてさらに多くのひらがなを書けるようになります。

 

自信が身につく

周りに褒められることで自己肯定感がはぐくまれ、自信がつきます。

ひらがなを覚えるだけでなく、他のことにも挑戦するようになります。

 

ひらがなが書けないと嘆くより、他に大切なことがある

上述のように、ひらがなを書ければメリットもありますが、3歳の習得率が1割とのデータがあることから、とてもハードルが高いと言わざるを得ません。

ですので、ひらがなを書けるようにして自信ややる気をつけさせるよりも、他の事で子どもを成長させてあげましょう。

 

幼児期に大事なのは心が成長すること

幼児期に最も大切なのは、ひらがなや数など、暗記をして勉強を先取りすることではなく、心を成長させることです。

 

なぜなら、小さい時に心を十分成長させてあげると、適した時期に自分から学習するようになり、かつ、興味を持ったものにはとことん突き進む子になるからです。

 

ここでいう伸ばしてあげたい心とは具体的に以下のようなものです。

 

小さい頃に伸ばしてあげたい心

  • 好奇心、探求心
  • 想像力
  • 課題解決能力

 

 

 

ひらがなよりも好奇心を伸ばしてあげよう

好奇心や探求心を強く持っている子どもは、大きくなっても自分の気になることをとことん突き詰めていきます。いわゆる博士タイプの子になっていきます。

 

なぜなら、好奇心=ドーパミンが出ている状態 となります。

 

ドーパミンはやる気スイッチに例えられるホルモンです。

ドーパミンが分泌されると、やる気がみなぎってきて、とことん取り組みたくなります。

小さいころから好奇心のままに行動していると、ドーパミンを出すことが上手になり、大きくなっても上手にやる気スイッチを押すことができるようになります。

 

ドーパミンと人間の脳の関係については、脳科学社の茂木健一郎先生の本に詳しく書かれていますので、参考にしてみてください。

 

 

 

 

想像力

現代社会では、クリエイティブな能力を持った人はとても重宝されます。

 

なぜなら、イノベーションは今までの常識を打ち破ったところに生まれますが、常識を壊すには想像力が必要だからです。

 

例えば、照明は江戸時代から現代まで以下のようにイノベーションを繰り返してきました。

 

照明の歴史

ローソク → ガス灯 → 白熱電球 → 蛍光灯 → LED

 

これは全て、新しい想像力から生まれたイノベーションであり、今までの常識にとらわれている人には到達できなかった技術です。

 

現代は特に技術が日進月歩ですので、想像力の豊かな人はどの企業に属しても通用します。

 

課題解決能力

こちらも現代社会ではとても重要な能力です。

 

将来どんなことをするにしても、必ず壁にぶち当たります。それをどう超えていけるかはとても重要な能力になります。

 

例えば、現代ではわからないことはインターネットですぐに調べられる時代です。ですので、暗記が得意な人よりも、困難に直面した時に解決策を模索できる人の方が求められているのです。

 

そしてこれらの能力は、幼少期の経験から性格となって身についていきます。ですので、3歳時の貴重な時間はひらがなが書けなくても、他の体験をさせてあげる方が良いのです。

 

心を育てる最適な方法

それではどうやって将来の大切な能力を育てていけばよいかというと、「自然に触れさせること」が良いです。

 

なぜなら、自然は上の能力を伸ばす全ての要素が詰まっているからです。

 

自分の興味を持ったもので探求心、好奇心を育てる

自然の中で何に興味を持つかはわかりませんが、子どもは必ず自分の好きなものを見つけ出します。

 

例えば、山や川に連れて行けば、暇そうにしてる子どもはいません。子どもはきっと「虫・花・魚・石・木」など色々なものの中から興味のあるものに注力していきます。

 

子どもが選択したものをとことん追求させてあげることで、好奇心、探求心がはぐぐまれます。

 

勝手に遊ぶだけで想像力と課題解決能力が生まれる

自然の中で遊ぶだけで想像力が生まれます。

 

例えば、虫に興味があったとして、石の下にダンゴムシがいたとします。すると、すぐ横の石にもダンゴムシがいるかもしれないと想像して、横の石もひっくり返そうとします。

もしいなければ、その横の石、更に横、とやっていくうちに、どんな石の下にダンゴムシがいやすいと経験で知るようになります。

 

これは、好奇心+想像力+課題解決 の組み合わせを促しています。

 

好奇心=ダンゴムシ

想像力=石の下にいるはずだ

課題解決=石の下にいない、横の石を見てみよう

これは一例ですが、自然はこのように3つの心をはぐくむ最適な教材になります。

こういった経験を多く積んでいくにつれ、子どもたちの心は豊かに成長していきます。

 

 

暗記系より子どもの好奇心を伸ばしてあげよう

ここまでの内容をおさらいします。

 

子どもの内面を育ててあげよう

  • 3歳でひらがなをかけるのは全体の1割未満
  • 3歳では好奇心、探究心などの心を育ててあげるのが大切
  • 自然の中で遊ぶのは心の発達にとても効果的

 

自分の子どもが他の子よりも学習の進度が早いと、親は嬉しいものですが、子どもの年齢にあった経験をさせてあげた方が、後々のうまくいく場合が多いです。

 

お役に立てば幸いです。

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